
イアン・バウスフィールド
自在な音色と、緻密な演奏。
イアン・バウスフィールド Ian Bousfield
1964年、イギリスのヨーク生まれ。名高いイギリス北部のブラスバンドの伝統に囲まれ、幼少時を過ごす。父より手ほどきを受け、続いてロンドン響奏者のダドリー・ブライトに師事。14歳から18歳までヨークシャー・インペリアル・バンドに所属、その間、1978年全英ブラスバンド選手権大会、1981年ブリティッシュ・オープン、1980と81年ヨークシャー選手権にそれぞれ優勝など輝かしい成績を誇る。 1979年15才のとき、ロンドン響シェル奨学金を獲得し、オーケストラ奏者としてのキャリアを開始する。16歳のとき、クラウディオ・アバド指揮 EUユース管弦楽団に参加、ギルドホール音楽学校で短期間学んだ後、1983年ハレ管弦楽団の首席奏者に就任。同団在籍時に、ガンサー・シュラー作曲「アイネ・クライネ・ポザウネムジーク」初演をシュラー自身の指揮のもと行う。ハレ管にて5年を経て、1988年、師であるデニス・ウィックに代わり、ロンドン響の首席奏者に就任。ロンドン響首席を12年間務める間、同団ソリストとしても多く演奏、また「スターウォーズ:エピソード I」「ブレイブハート」などの映画音楽のサウンドトラックにも多く参加。ウィーン宮廷管弦楽団を経て、2000年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場の首席奏者に就任。史上初、唯一の(現在も引き続き)イギリス出身の団員という快挙であった。 ソリストとして、ウィーン・フィル。ロンドン響、ロンドン・フィル、BBCフィル、ハレ管、札響、 オースティン響などへ多く客演。リッカルド・ムーティ、マイケル・ティルソン・トーマス、サー・ネヴィル・マリナー、ケント・ナガノ、イオン・マリン、 マティアス・バーメルトなどの指揮者と共演し、またEMI、カメラータ、シャンドス、Doyenなどとのソロ録音も多い。 2008年、リッカルド・ムーティ指揮のもと、ニノ・ロータのコンチェルトをウィーン・フィルと共にウィーンで3回、ルツェルン・フェスティバル、東京で演奏、また2007年、バウスフィールドに捧げられたジョナサン・ダヴ作曲「Stargaze「」の世界初演をマイケル・ティルソン・トーマス指揮のもとロンドン響と行うなど、目覚ましい活躍をみせる。世界各地でオーケストラ、ブラスバンドと共演、またソリストとして客演、数多くの音楽祭に出演、またクリニシャンとしても活躍。 2011年9月よりベルン芸術大学教授を務める。1992年以来英国王立音楽院でも度々教鞭をとり名誉会員も務めており、2012年9月より再び英国王立音楽院にて教鞭を取る予定。教え子たちも世界トップクラスのオーケストラなど、大いに活躍している。
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